目次
はじめに
こんにちは。エンジニアのかきびぃです。
10月よりナレッジ委員長なるものに任命されました。
ナレッジ委員長ってなに? → 『部門のナレッジ共有を推進する役割の人』ということでした。
どうやってナレッジ共有を進めていくのがいいのか?と調べたことや実施していくことを書いてみようと思います。
この記事はこういう方にオススメ
ナレッジ共有をやってみようかな?と思っている人
ナレッジ共有
まずはナレッジ共有について改めて調べてみました。
ナレッジ共有とは?
社内に蓄積された知見・情報・スキル・ノウハウのナレッジ(知識)を組織内で共有することです。
企業全体の生産性向上・業務効率化・業務標準化(属人化防止)が期待できます。
暗黙知と形式知
ナレッジ共有とは、暗黙知を形式知に変換することです。
暗黙知
個人の経験や勘などに基づいた、他人に説明することが難しい、あるいは説明するには時間や別の知識などを有する知識のこと
形式知
文章や図解、数値などによって、誰が見ても理解できるような形式で表現された客観的な知識のこと
変換には「SECI(セキ)モデル」を使ったりするらしい。
何をするべきか?
ナレッジ共有を推進するために何をするべきか考えてみました。
理想の姿と現状のギャップの把握
まずは、理想の姿と現状のギャップの洗い出しを行いました。
- 資料が散らばっている
- 仕様がコードを見ないとわからないところが多い
- 開発中プロジェクトの仕様確認に時間がかかる(検索対象となるものが多いため)
- ノウハウ、手順など、同じ内容が複数存在する&古いものもそのままになっている
ギャップを解消するために実施すること
ギャップを解消するために実施することを考えていきました。
- 資料が散らばっている
→資料置き場の整備をする - 開発中プロジェクトの仕様確認に時間がかかる(検索対象となるものが多いため)
→プロジェクトの成果物を決めて運用する - 仕様がコードを見ないとわからないところが多い
→プロジェクト完了時に仕様がわかるようにする - ノウハウ、手順など、同じ内容が複数存在する&古いものもそのままになっている
→情報の整理
これを元にナレッジ共有方針を作りました。
ナレッジ共有方針
- 決まった場所にフォルダを作って管理する
- プロジェクトの成果物を決め、最新の情報がわかるようにまとめていく
- プロジェクトが完了したら、仕様をWikiに記載する
- Wikiの内容を見直して追加・ブラッシュアップしていく
- 「これはどうしたらいい?」と迷ったら委員長に相談!
この時、ナレッジ共有の為だけにやる作業は極力減らすことがナレッジ共有を継続するために大事だと思ったので、Wiki記載の体裁や粒度については方針に記載はしませんでした。
まとめ
まだ方針を決めて動き出したところです。
施策を実施してみて、いいところは継続し、イマイチだと思ったところは改善してネットオン流のナレッジ共有を推進していけたらな、と思っています。